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2009年11月25日

サンライン PE-EGI HG

サンライン PE-EGI HG


 ダイワのSTX-EG1102X-SVが必要な状況と言うのは、シャローでのロングディスタンスゲームがメーンとなる。11ftというロングロッドながら、繊細な極細ティップを与えられたこのブランクスは、9ftクラスと同レベルの感覚器官として機能する。
 「キャスタビリティに優れ、エギの感覚を捉え易い」。
ラインシステムにも、このロッドの最大のウエポンを、デフォルメ可能な選択を行う必要がある。
サンライン PE-EGI HG STX-EG1102H-SV専用に用意したのは、スタジオオーシャンマークのCT2500AA。ゼロテーパーのスプールにより、ライントラブルの抑制を狙い、逆テーパーに仕上げられた標準の2506ABSエア・スプールより、10%程度キャスタビリティに優れる。
 ラインキャパは0.6号が180mと、ダイワ2506スプールと同程度。ロングディスタンスのシャローには十分なキャパをストックできる。
エギのフォールスピードの抑制を重要視すれば、ライン自体の浮力も大きい方が有利である。しかし問題はフリクションとの兼ね合いで浮力の大きさの設定する事である。ディスタンスゲームとはいえ、ゲームで在る以上その感覚を失わない範囲で行わないとゲームが成立しないのである。
 シャローゲームでのターゲットは、フィーディング中のやんちゃ小僧。ストラクチャーに潜み活性が低ければ、リアクションでバイトに持ち込むべく、ソニック系のダートで一気に活性を上げてやる。
感覚が最も捉えやすいよう、ラインテンションは常に保っている必要がある。60m先でフォールするエギのコントロールが、リニアに行えるのは11ftのロッドならではの妙技であろう。
 繊細な極細ティップがエギの不自然な挙動を感じれば、とにかくロッドをあおり合わせを入れる事。
活性が高い個体といっても生き物である。エギに違和感を持てば二度と反応しなくなる。
 タブーなのは、浮力が大きすぎるラインを用いる事。中間にあるラインの浮力でエギの質量が相殺されてしまい、エギのフォールが全くイメージできない。
 つまり「キャスタビリティと感覚を殺さない浮力」この双方を備えたラインシステムの構築が「1102専用」には必要とされる。
60mを越えるディスタンスとなるので、システムの伸びを考慮すればメーンは0.6号、リーダーは1.75号程度がリミットと考えられる。
 シャローでのディスタンスゲームでは、エギのフォールに対するフリクションは、探るレンジがサーフェイス中心となるので感覚の維持には障害にならない。よって、高価なエイトブレイドやダイワのUVFラインを使う必要はないと考える。
 「少ない投資で最大の効果」を叩き出すのも、「大人の嗜み」の醍醐味である。
 この条件を満たすラインとして、サンラインのPE-EGI HGをセレクトした。








 



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